児童虐待と社会的養護を受けて育つ子どもたちを描く・映画「わたし、生きてていいのかな」

社会的養護を受けて育つ子どもたちと、希望ある未来を創造するために

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〒165-0035 東京都中野区白鷺1-6-6 (マミィズボイススタイル内)

社会的養護について

■社会的養護

大丈夫、一緒に考えよう。ひとりぼっちじゃないんだよ。あなたは大切な人

( 「わたし、生きてていいのかな」姉妹作 / 監督・佐野翔音 )

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親からの虐待・ネグレクト・貧困・精神疾患など何等かの理由で、親と共に暮らすことが困難となった子どもたちが、社会的な受け皿で養育されることを社会的養護と言います。
現在4万7000人以上の子どもたちが社会的養護を受けています。
(平成24年度・厚生労働省調査)   

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◆施設養護
乳児院・児童養護施設・自立援助ホーム・母子生活支援施設など

◆小規模住居型児童養育事業
グループホーム・ファミリーホームなど

◆家庭的養育
養育里親・親族里親・養子縁組を前提とした里親

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施設と子どもたちをつなぐ役割を担っているのが、児童相談所
各都道府県に設けられた児童福祉の専門機関です。

児童相談所に子どもが保護され、各施設へと子どもの措置が行われるのですが、18歳から20歳までの高年齢児童は、児童福祉の範疇に入らないため、取りこぼされていました。

豊かと言われている日本で、行き場のない子どもたちがたくさんいるのです。
そこで、子どもたちの緊急避難場所として「子どもシェルター」が、2004年、民間の手で立ち上がりました。

社会的養護の一環として、このような活動が行われていることもご紹介します。

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■カリヨン子どもセンター

今すぐ助けて欲しい!今晩一晩だけでもいいから泊まるところがほしい!

そんな子どもたちの願いを受けて、2004年6月、国内で初めて、子どもたちの緊急避難シェルター 「カリヨン子どもの家」が誕生しました。
開設当初からシェルターに逃げ込む子どもが途絶えることはなく、関東近県だけでなく、北海道や関西から逃げてきた子どももいました。

2015年9月までに、10歳から20歳の子どもたち約300名が滞在しました。
そのうち、7割は女の子です。

社会福祉法人カリヨン子どもセンターは、

*子どもシェルター
「カリヨン子どもの家ガールズ」(女子・定員4名)
「カリヨン子どもの家ボーイズ」(男子・定員2名)


*自立援助ホーム
「カリヨン・とびらの家」(男子・定員6名)
「カリヨン・夕やけ荘」(女子・定員4名)

*デイケアプログラム
カリヨンハウス事業」などを運営しています。

シェルターでは、入居する全ての子どもに「子ども担当弁護士」が付きます。

そして、職員と児童福祉経験者、福祉の勉強をしている学生、カリヨンの研修を受けたボランティアスタッフらが、交替で子どもたちの暮らしを支え、子どもたちの言葉に耳をかたむけます。

施設の建物はいずれも一軒家で、家庭的な暮らしができるように工夫もされています。

シェルターの滞在期間は2週間から約2カ月。

この間、心と身体の健康に気を配りながら、弁護士や児童相談所が子どもや家庭の話を聞き取り、 状況を調査し、子どもの希望をふまえ、今後の生活の見通しを立てていきますが、家庭へ戻る子どもは 全体の2割です。

多くの子どもは、児童養護施設や自立援助ホームに入居していきます。

また、カリヨン子どもセンターでは、シェルターや自立援助ホームに入居した子どもたちへのカウンセ リング、アサーティブトレーニング、鍼灸などのケアメニューや、高卒認定試験や資格取得を目標にした学習、楽しみのためのボイストレーニング、ピアノ、ハンドベル、カラオケ、絵画、フラダ ンスなどのプログラムを提供する「カリヨンハウス事業」も実施しています。

     

カリヨン子どもセンター沿革

2004年 6月 NPO法人カリヨン子どもセンター設立
       シェルター「カリヨン子どもの家」開設
       東京都全児童相談所と一時保護に関する協定締結
2005年 4月 自立援助ホーム「カリヨン とびらの家」開設
2006年 3月 自立援助ホーム「カリヨン 夕やけ荘」開設
2008年 3月 社会福祉法人カリヨン子どもセンター 設立認可
     4月  NPO法人から社会福祉法人へ事業継承
   11月 デイケア事業「カリヨンハウス」スタート
2009年 3月 男子専用シェルター開設(子どもの家は女子専用へ)
2012年 2月 カリヨン子どもの家ガールズが、自立援助ホームとして認可を受ける
      3月 カリヨン子どもの家ボーイズが、自立援助ホームとして認可を受ける

■各地の子どもシェルター

社会福祉法人カリヨン子どもセンター(東京)
NPO法人子どもセンターてんぽ(神奈川)
認定NPO法人子どもシェルターモモ(岡山)
認定NPO法人ロージーベル(宮城)
NPO法人子どもセンターパオ(愛知)
NPO法人ピピオ子どもセンター(広島)
NPO法人子どもシェルターののさん(京都)
NPO法人そだちの樹(福岡)
NPO法人子どもセンターるーも(和歌山)
NPO法人子どもシェルターレラピリカ(札幌)
NPO法人子どもセンター帆希(千葉)
NPO法人子どもセンターぽると(新潟)
NPO法人おおいた子ども支援ネット(大分)